任意後見契約
「任意後見契約」は、将来の老いの不安に備えた「老い支度」「老後の安心設計」と言われ、遺言と共に考えておきたい手続きです。
任意後見制度
「成年後見制度」には、「法定後見制度」と「任意後見制度」の2つの制度があります。
■任意後見制度とは、
今現在はまだ判断能力が正常である人や衰えているとしてもその程度が軽い人が、将来もし自分の判断能力が不十分になったときに、自分に代わって、財産を管理してもらったり、必要な契約締結等をしてもらう信頼できる人(任意後見人)を選んで、依頼したい後見事務の内容を公正証書に定めて、これを引き受けてもらう契約(任意後見契約)をしておく制度です。
法定後見制度と異なり、判断能力が衰えてしまった後に自分に代わってしてもらいたいことや、後見人を自分で決めることができるところが特徴です。
※任意後見人による後見事務は、ご本人の判断能力が衰えて、後見事務開始を家庭裁判所に申立てて、任意後見人の事務に不正がないかをチェックする任意後見監督人を家庭裁判所が選任した時から始まります。
任意後見サポート
<任意後見契約に要する費用>
・公正証書作成手数料(法定費用)
公証役場手数料 11,000円
・書留郵便料 約540円
・法務局への印紙 2600円
・登記嘱託費用 1400円
・用紙代 250円(1枚あたり)
・戸籍等 実費
(前橋市)松浦合同司法書士事務所では、ご本人が自ら選んだ任意後見人と締結する「任意後見契約書の作成支援」・当事務所所属司法書士を任意後見人とする場合の「任意後見契約締結」2種類のご相談をお受けしています。
■ご本人が選任した任意後見人との契約書作成支援
(当事務所基準報酬)
契約書作成支援報酬
150,000円(税別)~
戸籍等取得代行
1役場 3000円(税別)+実費
その他 手数料・郵送料などの実費
■当事務所所属司法書士を任意後見人とする契約締結の場合
(当事務所基準報酬)
契約締結にかかる報酬
<任意後見契約>
70,000円(税別)~
<見守り契約>
30,000円(税別)~
<任意代理契約>
50,000円(税別)~
<死後の事務の委任契約>
50,000円(税別)~
・戸籍等を代行取得する場合
1役場 3000円(税別)+実費
<任意後見人報酬> <基本月額>
2~5万円(税別)
※事務内容により異なります
※後見事務開始時より発生します
前橋市光が丘町8番地4
松浦司法書士事務所
お問い合わせ電話番号
027-289-4035